皆さまはSlackに関する情報収集には何を活用されていますか?
日頃は公式サイトを始め、個人ブログのようなサイトを参考にする場合が殆どではないでしょうか。
Slackは今や日本おいても沢山のユーザーが居ますので、普段調べ事をするうえで情報量に困ることはあまりないかもしれませんね。
しかし、Slackの情報収集をSlack自体を使ってできることはご存知でしょうか。
今回はきっと役立つ、Slackコミュニティを紹介していきたいと思います!

Slackコミュニティとは

正確にはSlack Platform Communityといい、Slack開発者、管理者、ユーザーを対象としたコミュニティのことを指します。
コミュニティの参加者は専用のオープンなワークスペースに集まり、普段からSlackを介して様々な意見を交わしています。
その為、Slackに関連するナレッジがどんどん溜まっていき、普段自分の所属しているワークスペースから情報を探すのと同様の感覚で、Slackの情報にアクセスすることができるんですね。
ちなみにコミュニティへの参加は無料で、誰でも参加可能です!

Slackコミュニティに参加する

それでは参加方法についても記載していきたいと思います!


①以下のリンクからSlack Platform Communityに登録サインインする
 Slack Platform Community

 

②送られてくるメールからワークスペースに参加するためのメールアドレスを入力する

 

③再度送られてくるメールのリンクを辿ってSlackアカウントを作成する

ここまで行うとようやくSlack Communityのワークスペースに参加することができます。
(折角なのでアプリの方でもサインインしておくと、すぐにアクセスできて便利ですね)

〇Slackコミュニティの利用方法

Slackコミュニティのワークスペースには、意見を交わす内容のトピック毎にチャンネルが設けられています。
どんなチャンネルがあって、どのようなやり取りが行われているのか、その一部を見てみたいと思います。

#lang-japan

Slackコミュニティのワークスペース内で唯一、日本語でのやり取りをメインとしたチャンネルとなります。
チャンネルのトピックに記載してある通り、日本語での質問や雑談を主な目的としたチャンネルです。
実際にやり取りされている内容は、Slackの最新機能の話題や、個人で書いたブログ記事の紹介、Botの実装に関する質問など
多岐に渡ります。
ここで筆者が実際に質問させて頂いた際には、有識者の方に丁寧に教えてもらうことができました。

#slack-event

Slackのイベントを紹介するチャンネルです。
ここでは日本のみならず、世界中で行われているSlackのイベント情報が共有されています。
時にはイベントの様子等も公開されていて、各地のSlackコミュニティの雰囲気を感じることができます。

#lang-python

Pythonを使用している開発者向けのコミュニティです。
SlackのPython用ライブラリのバージョンアップ情報等をいち早く仕入れることができます。
実装に関する質問をこのチャンネルで行うことも可能です。
プログラミング言語に特化したチャンネルはPython以外にも用意されているため、自身が開発に使用している言語のチャンネルを
探して入ることをお勧めします。

#slack-api

SlackのAPIに特化したチャンネルで、ここでもBotの実装に関する質問や情報の共有が行われています。
当然ですがBotを作る上でSlack apiの利用は欠かせず、ドキュメントやapiの仕様に慣れるまでは実装で詰まることもあるかと思います。
そんなときに利用しているAPIのメソッド名でチャンネル内に検索を掛けると、過去に発信された質問に対して、幾つか回答が寄せられているケースが良くあります。

〇さいごに

いかがでしたでしょうか。
どちらかと言えば開発者向けのトピックが多いSlackコミュニティですが、普段開発をしない方にとってもSlack関連の情報を
素早くキャッチできるのはメリットになるのではないでしょうか。気になるところは、その場で質問できるのもありがたいですね。
逆に自分が回答できそうな質問等があれば、率先して応えられるとコミュニティを盛り上げることにも貢献できるかと思います。
(筆者も頑張ります・・・笑)
また、上で紹介した以外にもSlackコミュニティのチャンネルはまだまだありますので、ぜひ色々と探索してみて下さい!